一からRaspberry Piの環境構築。自分の設定環境のメモとして残していきます。
まずは配布元からOSのインストール用ファイルのダウンロード。 https://www.raspberrypi.org/downloads/ 「NOOBS」と「イメージ」の2種類の形式で配布しており、一般的には「NOOBS」の方が楽だということなのでこちらを選択。 NOOBSも必要なものを一度にダウンロードするものと、最小限の物をダウンロードしインストールするときにネット経由で必要なファイルを引っ張ってくる「LITE」バージョンがあるそうです。環境にもよるかもしれませんが、自分は普通のNOOBSの方を選択。ファイルのサイズが大きい(ver1.5のzipファイルで1.1GB)のでダウンロードに時間がかかるのが難点です。
ファイルをダウンロードしている間にSDカードのフォーマット。SDカードは8GBもあれば十分足りるそうですが、今は安いし16GBぐらいが適度かと。 フォーマットはOSの標準のものでなくSD Associationのフォーマッターを使うことが推奨されているようなのでそれに従います。 http://www.sdcard.org/jp/downloads/formatter_4/index.html こちらのフォーマッターで消去設定を「上書きフォーマット」、「論理サイズ調整」をONにしてフォーマットするとのこと。 このフォーマットは論理サイズ調整の作業があるため、容量が大きくなるほど時間がかかります。
NOOBSのダウンロードが終わったら解凍し、展開されたファイルをフォーマットしたSDに全部コピー。 そしてそのSDカードをRaspBerry Piに挿して電源をつなぐと、すぐにインストール画面が表示されます。 (ダウンロード画面はNOOBS Ver1.5とあったけど、この画面はVer1.4となってる・・・) NOOBSではここでインストールするOSが選択できるようになってます。自分の場合は「Raspbian」を選択。あと画面下の方に言語とキーボードを選択できるようになっていますが、この画面上の表示とキーボードの設定が変わるだけみたいです。 「Install」ボタンを押すとインストール開始。あとは待っているだけで、作業が終わるとダイアログが表示されるので「OK」ボタンを押すと再起動、インストールされたOSで立ち上がります。 買った本やいろんなサイトを見るとこの後はコマンドプロンプト画面で初期設定画面が表示されるとありますが、自分の場合は最初からデスクトップ画面が表示されるようになっていました。 (RaspbianのJessieというバージョンから変わった模様)
ここからは自分の環境作り。まずは本体とインストールされているアプリケーションを最新にする。 GUIで操作出来るものが入っていますが、本や参考書ではこちらの方法は書いてないのでとりあえずターミナルを開いてCUIで各種設定。 まずはインストールされているアプリケーションを最新にする。細かい内容は置いといて次の通り入力していきます。
- sudo apt-get update
- sudo apt-get upgrade
- sudo apt-get dist-upgrade
- sudo rpi-update
続いてコマンドプロンプト画面でやるはずだった初期設定。Menu - Preferences - Raspberry Pi Configuration がそれにあたります。 内容はGUIの画面を見ればなんとなくわかるかと。自分の設定に合わせて変更していき、Locale、Timezone、Keyboardもここで変更します。 (ここで変更するまではLocale、TimezoneはUK、キーボードもUKの設定で操作している状態です。) これで再起動するとメニューが日本語表示に・・・なりません。文字化けします。 どうも標準では日本語フォントがインストールされていないようなので、再起動前に日本語フォントをインストールしておく必要があります。 (再起動してしまうといろんな画面で文字化けした状態なので、操作が困難になります) フォントも色々種類があるようですが、自分は次の物を入れました。(20160123追記)また日本語入力システムはJessieから追加されたという、Googleが開発した日本語入力システムMozcを入れました。
- sudo apt-get install fonts-ipaexfont
- sudo apt-get install ibus-mozc
これで最低限の設定は出来たかと。
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